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平成13全タ協第58号
元請建設業者各位 殿
(社)全国タイル業協会
会長 伊奈輝三
国土交通省が発表した「専門工事業下請取引実態調査結果」によると、「請負契約または請負金額の決定時期」は約35%が工事着工後で、さらに約70%の業者が「契約締結前に着工している」とのデータが示され、問題が日常化。
タイル工事業も同様で、特に我々の職種の工事着工時期はタイルメーカーにタイルを発注した時期になり、他の職種より早期であり、問題は一層深刻である。
今後、タイル工事の発注に際しては、安全で高品質のタイル張りを提供するため、以下の事項につき、ご配慮をお願いしたい。
記
1 工事着工前(タイル発注前)の契約締結
2 請負金額、精算方法及び支払条件の明確化
3 工期、仕様及び業務範囲の明確化
4 設計変更、工期及び工事条件等の変更の場合の処理方法
5 廃棄物処理費の一方的な控除の是正
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