赤土砂対策技術研修会に410人参加   平成15年07月29日・31日

沖建協青年部会

 沖建協青年部会(比嘉森廣部会長)は、7月29、31の両日、「環境考えて」事業の一環として、赤土砂対策技術研修会を名護市と豊見城市で実施、両会場にはあわせて約410人が参加するなど、環境に対する関心の高さをみせた。
 31日豊見城市で行われた赤土砂対策研修会には、29日に名護市で実施された同研修会の記事が新聞報道されたこともあって、会場の「JAとみしろ」には250人余が参加。
 まず、現場見学会に先立ち、JAとみしろで濁水処理システムの説明会が行われた。
 主催者挨拶に立った比嘉部会長は「沖建協青年部会では『環境を考えて』事業を展開しているが、公共工事が環境に配慮した技術を駆使していることをはじめ、自然は人の手が加わることで保てることを主張し、理解を求めることが必要であると考え、活動している」と青年部会の活動の目的、意義を強調した。
 その上で、比嘉部会長は「この濁水システムは、沖縄の青い海の保全に一役かうと信じている」と述べ、現場を施工している協亜建設の協力に感謝した。
 続いて饒波川河川改修工事を主管する県南部土木事務所の上間主幹が同事業の概要の概要について説明し、引き続き無公害急速凝集沈降剤として最近大きな注目を集めている「モスナイト工法」を開発したメーカー側の技術者が同システムの特徴について説明した。
 この後、饒波川河川改修工事現場に移動し、施工者による濁水システムのデモンストレーションが行われた。
 現場では、沈砂池を二つ設け、ラインポンプで毎分500平方メートルの濁水を汲み上げ、モスナイトを添加、攪拌して浮遊物を25CC以下にして河川に放出するなど、一連の作業が公開された。
なお、モスナイト工法とは、苔虫類の化石、ブライオゾーアの粉末に無機添加剤を混入して製品化したモスナイトを用いた濁水処理・水質浄化プラントシステムのことだ。
 饒波川河川改修工事現場では、モスナイト濁水処理システムを導入し、工事から排出される濁水を排出基準内に水質改善処理し、周辺環境の保全に寄与していた。

 



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