沖縄県土木施工管理技士会が総会  平成14年6月21日
建設リサイクル法の特別講演も

 沖縄県土木施工管理技士会(小波津英正会長)は6月21日(金)午後2時半から、県建設会館で第20回通常総会を開き、平成13年度事業報告・同収支決算や平成14年度事業計画・同収支予算などを原案とおり承認した。
 引き続き、沖縄総合事務局開発建設部技術管理課と県土木建築部技術管理室から講師を招き、技術管理業務に関する最近の話題やこの5月30日から施行された建設リサイクル法のポイントに関する特別講演が行われた。
 なお、総会に先立ち、永年技士会の役員として会の発展に尽力した平良平太郎(牧港建設梶j、宮良安則(八重山興業梶j、下地武義(共和産業梶j、前田雅康(渇ョ部土建)の4氏と、県知事から優良土木工事受賞の現場監理技術者として表彰された佐藤義彦氏(竃L神建設)に、小波津会長から表彰状が授与された。
 総会は、冒頭小波津会長が挨拶に立ち「技士会も今年20回の節目を迎える。情報化の対応がますます重要となっている今日、土木施工管理技術者の技術向上や技術者の育成が一段と高まってきている」と述べ、引き続き工事現場視察など会員の技術の研鑚に積極的に取り組む決意を示した。
 議事では、平成13年度事業報告・同収支決算案、平成14年度事業計画・同収支予算を審議、決定した。平成14年度事業計画は、会員の技術水準の向上のため、@土木施工技術の向上と情報化の発展への対応A県・市町村発注工事における監理技術者専任制の周知徹底B会員・賛助会員の加入促進を図るーなどの事業を推進する。

特別講演
 総会に引き続き、緒方勤・沖縄総合事務局開発建設部技術管理課課長補佐による「技術管理業務に関わる最近の話題」、宮里朝則・県土木建築部技術管理室主幹、佐久本典英同主任技師による「建設リサイクル法に伴う沖縄県の指針」と題する特別講演が行われた。
 建設リサイクル法に関する講演は、県内で実施したのは技士会が初めてで、同法は、建設工事にかかる資材の再資源化を図る目的で去る5月30日から施行、従来、ミンチ解体され、廃棄物となっていた建設廃材が、新たに分別工事と再資源化が義務付けれるようになった。


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