総合補償制度説明会への参加を呼びかけ
 第9回役員会を開催
平成30年1月5日



議案などを審議した


 平成29年度第9回役員会を1月5日、建労センターで開催した。

 新年のあいさつのあと下地米蔵会長は、次年度当初予算が今年度と比べ削減されていることにふれ、「県には政府との調整をぜひお願いしたいが、われわれ建設業界は一致団結して協力し合い、乗り切っていかなければならない」と強調、「子々孫々にわたって生活環境のレベルアップと将来の幸せのためにどのように前進していくかが大事」と述べた。また、好調な県経済の反面、建設業界では「人材不足の問題、さらには工期内の納入や品質確保などさまざまな課題がある」とし、仕事の質や施工方法、さらには建設会社の事業経営など、業界が直面している厳しい状況を乗り切るためには、新しい感覚をもって経営にあたることも必要であると述べ、「去年より今年は良くなってきていると感じられるよう、業界一丸となって頑張っていきましょう」と呼びかけた。

 議事では、会員資格の承継1件と退会届1件を報告、全会一致で承認した。その他事項では、会員企業限定の「建設業総合補償制度」の導入説明会への参加呼びかけを行った。同制度は、低廉な掛け金で賠償事故や工事対象物の損害など工事のリスクを総合的に補償するもの。一般的な個別契約より団体契約とすることで40%程度割安となっており、会員企業の財務負担軽減につながる。

 このほか、タイル剥離に関するセミナー、建築施工管理(CPD)認定講習会への参加呼びかけなどを行った。このうち、タイル剥離に関するセミナーは、福岡県別府の「外壁落下の危険性も瑕疵であるとして設計・監理者、施工業者等に損害賠償責任が科せられた事例」を受けて開催されるもので、タイル剥離・剥落に関する施工上の問題点やそのトラブルに関する法的な問題点等などを専門家が講話する。

 閉会のあいさつで仲本豊副会長は「今年も下地会長を筆頭に役職員一同、一丸となって建設業界の発展のために頑張りましょう」と呼びかけ会議を締めくくった。


〇議事
 1.会員資格の承継について:【那覇支部】滑ロ元建設(代表取締役糸数幸恵)
 2.退会届について:【浦添・西原支部】大永建設梶i代表取締役大城律也)

〇その他事項
 1.沖建協「総合補償制度」導入説明会開催について
 2.タイル剥離に関するセミナーの開催について
 3.建築施工管理CPD認定講習会の開催について
 4.協会会員「見える化」イメージアップシールについて
 5.平成30年会議等予定について




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