建設業経理士1級受験対策講習会を開催 平成29年11月28日
〜11月29日



 講師の宮田氏



 演習問題に取り組む受講者

 3月に実施される建設業経理士1級(財務諸表)の検定試験に向けた対策講習会を11月28・29日の2日間、建労センターで開催した。検定試験に合格すると建設業経理士の資格が取得でき、1級資格は、経営事項審査での評価対象とされ、公共工事受注のアドバンテージとなることから、沖建協では毎年、会員企業の経理担当者を対象に受験対策講習会を実施している。

 今回講師を務めたのは、公認会計士で税理士の宮田勇人氏。受講生に検定試験に向けた勉強方法や問題の傾向などを解説したほか、「試験問題は仕訳問題や原価計算、精算表など5問で構成されており、まず仕訳計算で得点することがポイント」と話し、「計算はスピードと正確さが重要。同じ問題を繰り返し解くことがカギになる」とアドバイスした。テキストの解説を聞いたあと受講者らは、真剣な表情で演習問題に取り組んでいた。

 今後、12月4、5日に2級検定試験対策講習会、6、7日に1級(原価計算)検定対策講習会を開催する予定。




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