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高校生対象に建設車両運転特別教育 今年は10校で開催 |
平成29年7月15日 〜8月23日 |
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高校生を対象にした小型車両系建設機械運転特別教育講習が7月15日から8月23日の間、県内各地で開催された。同講習は、沖建協が主催し、将来の建設産業の人材育成・確保に向け、高校生の資格取得と現場の安全知識を早期に意識させるとともに就職等でのアドバンテージとなるよう建設業労働災害防止協会沖縄県支部に委託依頼して実施している。沖建協が受講料等の補助を行い、受講生の資格取得にあたっての経済的負担を軽減している。 7月21日と22日には、石垣市の八重山農林高校で開かれ、生徒27人が受講した。開講にあたって建災防沖縄県支部の與那嶺茂良常務理事は「高校生のうちから安全意識を向上させることはいいこと。しっかりと身に付け、資格を取得してもらいたい」と生徒らを激励した。 講習初日は、3トン未満の建設機械取り扱いや作業方法、関係法令など、7時間の座学を受講。2日目はショベル・ローダーとドラグ・ショベルを使用し、機械操作の際に必要な安全確認作業や整地、掘削などの実技講習を受け、受講後には参加者全員が修了証を取得した。小型車両系建設機械の運転業務に必要な資格が満18歳から有効となるため、生徒は卒業式に修了証を受け取ることになっている。 8月16〜18日の沖縄工業高校での講習では、建築科・土木科の3年生49人が受講。同22〜23日には宮古総合実業高校と宮古工業高校の生徒計24人が参加。宮古での開催はことしで2回目。今年度はこのほか、美里工業高校20人、中部農林高校31人、名護商工高校18人、南部工業高校13人、美来工科高校23人、浦添工業高校10人が受講した。 |