県総合防災訓練に参加 平成28年9月3日

道路啓開のため用意した重機
 
道路啓開のため重機で土砂を処理した

 県、竹富町、八重山管内市町が主催の平成28年度県総合防災訓練が9月3日、竹富町の西表の仲間港を主会場に実施された。同訓練には八重山支部(米盛博明支部長)をはじめ、県、沖縄総合事務局、自衛隊、消防、警察など116機関団体、住民ら約1,200人が参加した。
 訓練は、同日午後1時ごろ、八重山諸島南西沖を震源とする強い地震(マグニチュード8.7)が発生し、竹富町、石垣市、与那国町で最大震度6強、地震発生から10〜20分後に津波の第一波が八重山諸島に襲来し、建物の倒壊、高台に避難した住民が孤立するなどを想定。
 訓練では、八重山支部会員が重機を使用して道路啓開などの活動に当たり、消防や自衛隊などの緊急車両の通行路を確保したほか、参加した各機関が負傷者の救助・救護、避難者・傷病者の輸送、上空などからの情報収集など状況に応じた役割を想定し行動した。
 今回の訓練では、島嶼地域の孤立状態の解消などが重点に置かれた。
 また、協会本部では防災システムを活用した訓練として、GPS付写真メールで情報収集訓練が行われた。



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