道路クリーン作戦
平成28年8月26日・31日
    国や県などでは、8月の道路ふれあい月間に合わせて、道路クリーン作戦と称し、ボランティア清掃を展開。県の各土木事務所では8月26日に本島北部、本島南部、八重山などで、8月31日に本島中部でそれぞれ清掃活動を実施した。道路クリーン作戦には、沖建協の各支部が毎年、参加して道路美化などに貢献している。 
  



県道77号線で道路クリーン作戦を展開





 500人余りが参加した中部のクリーン作戦
 
国道449号の歩道で除草する参加者
 
植込みのごみを拾う参加者ら
■南部支部
 南部支部(上原進支部長)は、県南部土木事務所(嶺井秋夫所長)主催の道路クリーン作戦に参加。道路クリーン作戦には、南部支部会員のほか、同事務所職員、与那原町役場職員ら約260人が参加した。
 嶺井所長は「道路は社会生活を送る上で必要不可欠なものであるが、昨今の経済情勢の中、道路維持管理に要する予算も十分確保されていない状況にある」とした上で、「本清掃活動を、道路の安全確保や清掃など維持管理の重要性を再認識する契機にしたい」と呼び掛けた。
 清掃場所は、与那原町東浜地内の県道77号線と東浜周辺の県管理道路。参加者は道路沿いに繁茂した雑草の草刈りやゴミ拾いなどに、1時間半ほど汗を流した。作業の結果、草木4、020キログラム、その他混合ごみ290キログラムを収集した。


 
浦添・西原支部、中部支部
 中部支部(手登根明支部長)と浦添・西原支部(本田雅則支部長)は、県中部土木事務所(赤崎勉所長)が主催した道路クリーン作戦に参加。清掃場所は、沖縄市海邦町の県道85号線アワセベイストリート。清掃活動には、中部支部、浦西支部のほか、同事務所職員、地元住民ら506人が参加した。
 参加者は、県道85号線の歩道約1キロメートルを1時間程度に渡って清掃し、90リットルのゴミ袋180袋のほか、トラックなどで大木なども回収した。

 
■北部支部
 北部支部(仲泊栄次支部長)は、名護市で実施された県北部土木事務所(真栄里嘉孝所長)主催の道路クリーン作戦に参加した。清掃活動には、北部支部会員のほか、同事務所職員、地域住民ら151人が集まった。
 清掃を行った場所は、国道449号の同市安和コミュニティセンター前から山入端地区までの約1キロメートルの道路沿道。参加者は1時間半ほどにわたり、ゴミ拾い等に汗を流し、約300キログラムのゴミなどを収集、北部地区の道路美化に一役買った。

 
■八重山支部
 八重山支部(米盛博明支部長)は、県八重山土木事務所(東浜安邦所長)が呼び掛けて実施した道路クリーン作戦に参加。道路クリーン作戦には、同支部会員のほか、同事務所や石垣市の職員など約120人が参加し、同市内の主要道路を清掃した。
 同事務所の東浜所長は「清掃を通していつも利用する道路の役割や大切さを再認識してもらいたい」と活動の意義を強調。八重山建産連の米盛会長は「道路のクリーン作業によって多くの住民にも道路の重要性を啓蒙していきたい」と活動の広がりに期待を込めた。
 参加者らは、市内の国道390号、富野大川線、石垣空港線、石垣港伊原間線、美崎町新栄通り、産業道路など各通りに分かれ、配布されたビニール袋を手に約2時間、沿道や植え込みに捨てられた吸い殻や空き缶、ペットボトルなどを拾い集めた。作業の成果として、軽トラック1杯分のゴミが回収された。



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