那覇支部
南部土木と南部農林に会員の優先活用要請
平成28年6月24日

呉屋支部長(左)が嶺井所長に要請書を手渡した
 
松田所長(左)に要請書を手渡した

 那覇支部(呉屋守孝支部長)は6月24日、県南部土木事務所と県南部農林土木事務所を訪れ、公共工事予算の安定的・計画的確保と同支部会員の優先活用を要請した。
 呉屋支部長は「近年の公共工事の受注環境悪化や業界を取り巻く様々な問題により、建設業界を取り巻く環境は厳しい状況が続いている」と指摘。また、同支部会員らが、日頃から法令順守や施工技術向上、安全対策などに取り組んでいることに加え、河川・道路清掃や防犯ボランティア活動の実施など、地域を支える建設業者として責任と誇りを持って活動しているとし「業者選定に際しては、適正かつ円滑な施工を確保できる当支部会員から選定してもらいたい」と要請した。
 これに対して、南部土木事務所の嶺井秋夫所長は「工事発注については、必要な所要額確保に努め、年間を通して切れ目ない発注を行えるよう取り組んでいきたい」と答えた。また「5、000万円未満の工事で適用する指名競争入札では、施工場所の市町村に主たる営業所がある業者を優先的に指名し、5、000万円以上の一般競争入札でも、ボランティア活動や災害協定などを総合評価の評価項目対象にするなど地域の地元業者に配慮している」と回答。また南部農林土木事務所の松田光男所長は「公共工事発注機関として、適切に対応できるよう努力していく」と述べた。



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