〜 各支部で総会が開かれる 〜
平成28年5月
  各支部の通常総会が4月20日から22日にわたり開催され、任期満了に伴う役員改選が行われた。改選の結果、呉屋守孝氏(那覇支部)、上原進氏(南部支部)、仲泊栄次氏(北部支部)、米盛博明氏(八重山支部)らが新たに支部長に選任された。
 このほか、各支部で平成27年度事業報告及び収支決算、平成28年度事業計画案と収支予算案が審議され、承認された。

■那覇支部 〜 新支部長に呉屋守孝氏 〜

多くの来賓が駆け付け会員と交流した
 那覇支部(大M均支部長)は4月20日、那覇市内のホテルで第31回通常総会を開き、平成27年度事業報告及び収支決算、平成28年度事業計画案と同年度予算案を審議し、承認した。
 また任期満了に伴う役員改選を行い、支部長に呉屋守孝氏(金秀建設梶j、2人体制だった副支部長に大村光昭氏(安岡建設梶j、吉田亨氏(叶M吉組)、比嘉正敏氏(葛熄驛Lク建設)の3人を選任した。
 同支部では、平成28年度の事業実施に当たっての方針として、労働災害防止のための安全対策を第一に、各種講習や時代のニーズに応じた事業を本部と一体となって取り組むと掲げた。また重点事項として、労働災害防止対策の推進などを挙げた。
 呉屋新支部長は「今後も引き続き、会員重視のサービス提供に努めていく。皆さんのご指導・ご鞭撻をお願いする。今回、支部長という大役を担うことになるが、幸いにも3人の副支部長に支えてもらうことになる。3人とも経験豊富なので、よく相談するとともに、会員の皆さんの声に耳を傾けながら、額に汗して運営していく」と抱負を語った。
 総会終了後には懇親会が開かれ、那覇市の久高將光副市長、翁長聡同市上下水道局長、同市議会建設常任委員会の喜舎場盛三委員長、南部国道事務所の上原重賢所長、県南部土木事務所の嶺井秋夫所長らが駆け付け、会員らと懇親を深めた。
 新任は次の通り。(敬称略)
 支部長=呉屋守孝(金秀建設梶j
 副支部長=吉田亨(叶M吉組)、比嘉正敏(葛熄驛Lク建設)
 協議員=長山宏(潟Iリジン建設)
監事=古波蔵太志(褐テ波蔵組)、平良修一(大鏡建設梶j

■南部支部 〜 新支部長に上原進氏 〜

議案4件を審議し承認した
 南部支部(山城一三支部長)は4月22日、糸満市内のホテルで第55回通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選の結果、新支部長に上原進氏(竃L神建設)を選任した。副支部長には、呉屋明氏(褐煢ョ組)が再任されたほか、新たに照屋正人氏(鰹ニ屋土建)、桃原芳道氏(大友建設梶jが選任された。
 上原新支部長は「支部管内では、南部東道路整備や大型MICE施設の建設など、たくさんと言えるほどの事業量ではないが、大型プロジェクトがある。これらのプロジェクトで南部支部会員が受注できるよう、力を注いでいかなければならないと考えている。会員が多く受注すれば、支部の運営などにも良い影響が出て、会員にも事業などを通じて還元できる。皆さんとともに、頑張っていきたい」と意気込みを語った。
 総会では、平成27年度事業報告及び収支決算、平成28年度事業計画案と収支予算案、支部内規の改正などを審議し、承認した。支部内規の改正は、賛助会員を募れるようにするために変更するもので、支部の運営費を少しでも多く確保するのが目的となっている。28年度の事業活動としては、建設工事量の継続的拡大や公共工事の支部会員優先活用の要請などを掲げた。
 新任は次の通り。(敬称略)
 支部長=上原進(竃L神建設)
 副支部長=照屋正人(鰹ニ屋土建)、桃原芳道(大友建設梶j
 協議員=玉榮幸弘(給ハ榮組)
監事=高嶺榮(京ト開発)、金城佳孝(椛麹土木)


■浦添・西原支部 〜 本本田支部長が再任 〜

懇親会には松本浦添市長らが駆け付けた
 浦添・西原支部(本田雅則支部長)は4月21日、浦添市の建労センターで第25回通常総会を開催した。議事では平成27年度収支決算・事業報告や平成28年度予算案などが承認された。またモノレール延長事業や国発注工事での地元優先発注要請、採算割れ事業からの脱却に向け、発注単価や積算根拠、数量公開の要請などを行うとする28年度の事業計画案が了承された。
また任期満了に伴う役員改選が行われ、本田支部長(鞄海建設)と宮里佳斉副支部長が再任。長濱忠盛氏(拠キ浜建設)と知念章氏(竃セ成建設)が新副支部長に就任した。
 総会後の懇親会で本田支部長は「今回で3期目となるが、やるからには全力を尽くす。建設業界を取り巻く環境はまだまだ厳しい状況であるが、まずは3Kと呼ばれる業界の現状を打破するため適正利潤の確保が必要だ。浦添市と西原町の共生発展に向け、我々建設業界も頑張っていこう」と呼びかけた。
 懇親会には、浦添市の松本哲治市長や西原町の崎原盛秀副町長、沖縄総合事務局那覇港湾・空港整備事務所の坂克人所長、同局南部国道事務所の上原重賢所長ら来賓多数が出席し、会員・関係者らと懇親を深めた。
 新任は次の通り。(敬称略)
 副支部長=長濱忠盛(拠キ浜建設)、知念章(竃セ成建設)
 協議員=大嶺健(渇ォ縄工設)、與那嶺健和(オパス梶j
 監事=喜屋武一仁(滑屋武建設)、新垣一明(東洋コンクリート梶j


■中部支部 〜 手登根支部長が再任 〜

懇親会には多くの来賓が駆け付けた
 中部支部(手登根明支部長)は4月22日、沖縄市の中部建設会館で、平成28年度(第62回)通常総会を開き、平成27年度事業報告及び決算、平成28年度事業計画案と予算案について審議し、承認した。
 28年度の支部主要事業として、新規会員入会促進、支部管内市町村への最低制限価格の上限撤廃要請、防災協定に伴う災害復旧支援の支部体制の整備拡充及び防災訓練への対応など11項目を掲げた。手登根支部長は「中部管内は土砂災害地域が多い。熊本地震などを見ていると、災害が発生した場合、建設業が真っ先に活動しないといけない。防災・減災の意識を高めることが大事」と災害対策の重要性を強調した。
 手登根支部長は「今回、再任されて3期目となる。支部会員はピーク時に90社近くいたが、現在3分の1程度にまで減り、寂しい状況となっている。みんなで力を合わせて支部を盛り上げていきたい。また各企業が仕事を受注し、技術を磨き、雇用が維持できるよう、より一層頑張っていく」と気持ちを新たにしていた。
 総会後の懇親会には、沖縄労働基準監督署の長濱直次署長、県中部土木事務所の赤崎勉所長、宜野湾市の佐喜眞淳市長、北中城村の新垣邦男村長らが駆け付け、会員らと交流した。
 新任は次の通り。(敬称略)
 監事=金城進(兜x建)、仲地政和(前田建設梶j


■北部支部 〜 新支部長に仲泊栄次氏 〜

支部の発展を祈念し乾杯した
 北部支部(津波達也支部長)は4月22日、名護市内のホテルで第61回通常総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では協議員19人、監事2人を選出し、仲泊栄次氏(鞄穴J発)が新支部長に就任。副支部長に新里勝則氏(許k勝建設)が新任したほか、山口明氏(去R口建設)、仲程俊郎氏(仲程土建梶jが再任した。
 また総会では、平成27年度事業報告・同収支決算、28年度事業計画案・同収支予算案が審議され、全会一致で承認された。
 仲泊新支部長は「津波前支部長からバトンを受けた。今後、2年間、支部長として皆さんのために、頑張っていくので、関係する皆さんのご指導・ご鞭撻をお願いする」と抱負を語った。
 総会後の懇親会で仲泊新支部長は、今年度の事業計画として公共工事の受注拡大策の促進、若手建設従事者の確保および人手不足解消のための抜本的対策の実施、改正品確法による適正な利潤の確保に取り組むことを報告。さらに昨年12月、沖縄県建設業審議会において最低制限価格の上限を撤廃する答申案が示され、今年4月から県で新制度が導入されたことについて「北部の市町村当局においても、ぜひ取り入れてもらいたい」と要望した。
 新任は次の通り(敬称略)。
 支部長=仲泊栄次(鞄穴J発)
 副支部長=新里勝則(許k勝建設)
 協議員=仲程忠(汲ュくる)、金城秀樹(兜錐糟嚼ン)、
 監事=安護宗成(笈タ護建設工業)


■宮古支部 〜 長田支部長ら執行部を再任 〜

28年度事業計画案などを承認した
 宮古支部(長田幸夫支部長)は4月21日、宮古島市の建設会館で第56回通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選の結果、長田支部長(糾ロ玄建設)、平良正樹副支部長(丸良建設梶j、友利勝人副支部長(九ト南建設)を再任した。
 長田支部長は、熊本地震に関連して義援金への協力を会員に呼び掛けた。議事では、平成27年度事業報告及び収支決算、平成28年度事業計画案と収支予算案が審議され、承認された。
 宮古支部では、宮古圏域において、国の港湾埋立事業、県の土地改良関連事業、伊良部大橋開通に伴う大型ホテル建設の民間建設投資の増加など、明るい兆しが見えてきていると指摘。その上で、地域の建設業界では、技術者・技能者の不足が顕著で、事業推進のために人材確保が喫緊の課題とした。これらを踏まえ、平成28年度の事業活動の重点事項として、@公共事業拡大確保の要請A公共工事への会員優先活用要請B災害に対する支援体制の整備拡充C発注機関との意見交換会D若年建設従事者担い手育成―など10項目を掲げた。
 新任は次の通り。(敬称略)
 協議員=上地健司(勝建設梶j、大浦貞治((資)共和測建)、新里勝利(級ォ満土建)、松川智(鰹シ川建設)、川平勲(叶平建設)、佐平八十男(轄イ平建設)、与那城敏(椛蝠ト建設)
 監事=池間安彦(牛草キ建設)、砂川昌明(鞄西建設)


■八重山支部 〜 新支部長に米盛博明氏 〜

28年度事業計画案など4議案を審議した
 八重山支部(黒嶋克史支部長)は4月22日、石垣市の八重山建設会館で第67回通常総会を開催した。総会では、平成27年度事業報告及び収支決算、平成28年度事業計画案と収支予算案が審議され、承認された。
八重山支部では、28年度事業計画として@改正品確法に基づく運用指針の適正な実施A公共工事への会員企業の優先活用B工事発注の平準化C八重山圏域の水資源の開発及び老朽化している浄水場の整備、産業廃棄物処理場の建設―など9項目を掲げ、活動を展開していく方針。
 また任期満了に伴う役員改選では、米盛博明氏(兜ト盛建設工業)を新たに支部長に選任。副支部長には、下地豊氏(渇h三建設)と砂川健氏(牛サ川興業)を選任した。
 米盛新支部長は「黒嶋支部長の6年間の実績がすごく大きくて、大変なプレッシャーを感じるが、元副支部長の砂川さんと若くてフレッシュな下地さんが副支部長として支えてくれるので、力強く感じている。2年間頑張るので、よろしくお願いする」と呼び掛けた。
 新任は次の通り。(敬称略)
 支部長=米盛博明(兜ト盛建設工業)
 副支部長=下地豊(渇h三建設)、砂川健(牛サ川興業)
 協議員=砂川和広(葛サ建設)、上里直史(椛蜊W)、玉城修(南西開発梶j、丸尾剛(丸尾建設梶j
 監事=平良晃三(滑C邦土木)、前木繁孝(椛O木組)



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