電子納品実践研修を実施
  
平成28年4月20〜22日

講師の説明を聞く(左上は北野氏)
 電子納品実践研修が4月20〜22日の3日間、建労センターで行われた。講師はNPO法人京都情報研修センター理事の北野雅史氏が務めた。
 研修は、普段、業務で使用しているパソコンを持参して、電子納品の際に役立つ知識や技術の習得を目的に実施。電子納品だけでなく、パソコンの賢い使い方や活用法が学べることから、好評を得ている。また、パソコンを持参することにより、ファイル管理の手法など、研修で学んだことを日常の業務でもすぐに活用できるメリットがある。
 受講生は沖縄総合事務局と沖縄県の電子納品システムの概要、パソコン使いやすくするための環境構築、日常業務や電子納品のファイル管理に適した設定、フリーソフトの有効活用などについて学んだ。今回は、3月30日付で国土交通省が電子納品に関する要領を全面的に改正し、4月1日から適用するとの発表を受け、研修初日に変更点について、北野氏から説明があった。北野氏は「今回の要領改正は、土木、営繕、設備など全ての工種に及んでおり、初めてのこと。受注者だけでなく、発注者も戸惑っているはず」と指摘した。


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