■北部支部 北部土木事務所と意見交換 |
平成27年12月16日 | ||
北部土木事務所の田原武文所長は「普段は発注者という立場で、皆さんを指導する立場であるが、発注者と受注者は対等な関係である。本日は皆さんと率直に意見交換したい」と挨拶。津波支部長は「支部内で北部土木事務所との意見交換会を復活させるべきとの声があり、3年ぶりの開催となった。本日の意見交換会を有意義なものにしたい」と述べた。 北部支部は「現在、発注されている工事の歩掛と経費が平成26年度のものを採用しているのが多いと思われるので、発注年度の歩掛と経費の採用をお願いしたい」と求めた。これに対し県側は「積算基準は国に準じているが、国から新年度の積算基準が通達されるのが4月1日となっている。その後、システム等に反映させるなどの作業を行うので、県で積算基準が適用されるのが7月1日となる」と説明した。説明を受けて北部支部側から設計変更で対応できないかとの質問があったが、県側は積算基準が設計図書に当たらないとの認識なので、設計変更での対応が難しいとした。 また北部支部は価格競争による一般競争を増やしてほしいと要望したが、県側は「発注方法は金額等により、原則、方法が定まっている。現在、5、000万円以下での価格競争による一般競争の実施は考えていないので、対応は難しい」と回答した。 このほか現場の問題や改正品確法への取り組み、不調・不落工事などについて意見交換した。また意見交換に先立ち、津波支部長らが北部支部会員への優先発注などを要請した。 |