新規高卒者の採用拡大求める

平成27年8月5日

協会を訪れ要請した知名副会長(左から2人目)ら
 沖縄県高等学校長協会(中村孝夫会長)の知名幸一副会長(県立南部農林高等学校長)らが8月5日、来会し、来年3月に卒業する新規高等学校卒業者の採用拡大や早期の内定通知などを要望した。
 要請は@採用枠の拡大A採用試験結果の早期通知B障がいのある生徒の雇用促進及び理解啓発C採用計画の早期樹立及び求人票の早期提出―の4項目。知名副会長は「高校新卒者の採用を増やしてもらうとともに、早めに内定を出してほしい」と訴えた。
要請に対して沖建協の下地会長は「幸いなことに、県内では公共工事の増加などにより仕事が増えているが、技術者は高齢化している。会員各社には、若手の採用をお願いしている」と説明。その上で「若年者を雇用する重要性は認識しているので、会員企業に早めに内定を出すよう伝える」と話した。
 また下地会長は、県や市町村でも技術者不足が起きていると紹介し、「学校側からも発注機関などへ若年者を採用するよう働き掛けてほしい」と要望した。


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