新入社員対象に電子納品実機体験研修

平成27年6月15〜19日

研修を受けている受講生ら
 会員企業の新入社員向けの「電子納品実機体験研修」を6月15日から19日の5日間の日程で、建労センターにて実施した。講師にはNPO法人京都情報研修センター理事の北野雅史氏を迎え、29人が受講した。
 沖建協では、会員各社のスキルアップのため、同様の研修を一般社員向けに実施しているが、新入社員に特化することで、会社の更なるスキルアップを図る。受講生のほとんどは、宿泊研修や実践型人材養成講座などに参加しており、同研修も新人研修の一環となっている。
 研修は今回の5日間と7月13日から17日までの2段階構成となっており、前半の5日間で、沖縄総合事務局や県の電子納品システムの概要、ファイル管理の方法などを学んだ。後半の研修では、セキュリティやプレゼンなどについて学ぶ。また本研修では、パソコンを持参する形式になっており、研修で学んだことがそのまま持って帰れるので、日頃の業務でもすぐ活用できるようになっている。
 まず講師の北野氏は「社会人になると、学ぶことより考えることが多いので、考えることを身に付けてほしい」と強調。その上で「まだ業界への知識は浅いが、その分、先入観がないので、吸収しやすい。広い視野を持ってほしい」と呼び掛けた。


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