南部支部
 地元企業への発注など要望
平成27年6月11日

山城支部長(右)が末吉部長(左)に要請書を手渡した
 南部支部の山城一三支部長らは6月11日、県土木建築部を訪れ、南部東道路の発注に関して支部会員の活用を求めるとともに、簡易型や特別簡易型の総合評価における地域加点について配慮を求めた。
 山城支部長は「南部支部管内の地域は大型事業がほとんどなく、協会の支部の中でも売上は一番低い。売上や受注を増やすため講習会等を実施し技術向上を図るなど努力している。南部東道路は久しぶりのビッグプロジェクトなので、会員に行き渡るようお願いしたい」と訴えた。
 県土建部の末吉幸満部長は「県として地元優先活用の方針を持っている。南部東道路については、4工区(大城ダム周辺)の早期供用に向けて用地買収に取り組んでいる」と県の考えと現状などを説明。その上で「(南部東道路の)工事の発注については、総合評価を含む一般競争入札が基本となっている。1億5、000万円未満の参加資格要件に関しては、地域要件を設定している。また本店か営業所なのかで評価を分けており、今後も続けていく。指名競争については、当然、地元業者を優先する」と述べた。またJV発注の工事についても、代表者以外の構成員については地域要件を設定するとした。
 山城支部長らは、その後、県南部土木事務所に嶺井秋夫所長らを訪ね、同様の要請を行った。


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