青年部会 第24回通常総会を開催
 〜 沖総局の尾澤次長が特別講演 〜
平成27年4月17日

総会で27年度事業計画案などを承認した

挨拶する仲程部会長                 講演する尾澤次長
 青年部会(仲程俊郎部会長)は4月17日、浦添市の建労センターで第24回通常総会を開き、平成26年度事業報告と決算並びに、平成27年度事業計画案と予算案を承認した。
 仲程部会長は「県内建設業界は那覇空港滑走路増設事業など大型公共事業が本格化するなど明るい話題が続いた。その一方で、深刻な技術者・技能者不足に直面しており、人材確保、後継者育成が緊急の課題となっている」と指摘。その上で26年度については「青年部会では各専門委員会を中心にフォトコンテストや献血キャンペーン、関係発注機関との意見交換会、県外視察研修、女性技術者との意見交換など活発に活動してきた」と振り返り、27年度も同様に各種事業に積極的に取り組むとした。
 新年度事業計画案では、「第7回フォトコンテスト」や「献血キャンペーン」「関係発注機関との意見交換会」などの各事業の継続実施や積極的な加入促進を行い、組織の拡充強化を図っていくこととした。
また新たな取り組みとしては、人材確保・育成を目的に普通高等学校を中心に「建設業に関するアンケート調査」の実施や建設業のイメージアップに繋がる事業を行っていくことが承認された。
 総会終了後には、沖縄総合事務局の尾澤卓思次長が「観光客1000万人時代のインフラ整備」と題して講演。尾澤次長は「観光の出発点は、ダムや橋梁などのインフラ整備であり、我々が関わっている」と強調し、沖縄の観光振興に貢献するインフラ整備として@観光資源の整備A観光地等の地域支援B交通網の整備C情報発信の拡充D環境保全・再生E防災・危機管理―の6つを挙げた。そして観光客1000万人時代のインフラ整備に向けては「6つの分野のシナリオの見える化の推進、観光や運輸等の部局や民間との連携施策などが必要」との認識を示した。
 講演後は尾澤次長らを招いて懇親会を開き、部会員らが親睦を深めた。

懇親会では部会員と尾澤次長らが懇親を深めた



  このページの先頭にもどる