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青年部会が県外視察研修 〜 広島建設青年交流会と意見交換 〜 |
平成27年3月4日 | ||||||
広島青年交流会の加島会長は「今回の意見交換を楽しみにしていた。熱い話と熱い懇親をしたい」と挨拶。これに対し青年部会の仲程部会長は「青年部会では、これまでも県外視察を行ってきたが、意見交換会で情報交換することの大切さを感じている。今回の交流も意義あるものにしたい」と述べた。 昨年8月に広島市で発生した豪雨による土砂災害は、死者74人、負傷者44人(うち重傷者8人)という大きな被害をもたらした。また物的被害は、家屋の全壊133軒、半壊122軒、一部損壊175軒で、道路・橋脚損傷が290カ所以上に上った。 広島青年交流会は発生当時の状況を報告。国土交通省中国地方整備局広島国道事務所から啓開作業を受け、土砂などを撤去。8月21日午前0時30分には1車線通行ながら通行止めを解除、同月23日午後5時に全線解放し、二次災害防止のための土留壁を設置した。広島青年交流会は啓開作業について、幹線道路であったため、とにかく早急な対応が求められ過酷だったと説明。課題として国からの指示はスムーズだったが、広島県や各市町村からの指示が重複して混乱があったこと―などを上げた。 意見交換では、沖縄県青年部会から@担い手の確保・育成対策、業界のPR活動A総合評価における「若手(女性)技術者登用・育成型」などについて―質問。
若手(女性)技術者の登用などに関しては、国交省中国地整の入札案件で女性技術者や担当技術者の配置が資格要件となっており、今後、試行案件が増えるだろうとの見方を示した。また広島市においては、総合評価で女性技術者(有資格者)を雇用していれば、加点対象となることが紹介された。
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