未来の産業人材育成事業へ参加

平成27年2月7日

西原東小学校で講話する久高課長
 沖建協では、若年者の就職支援を目的に、沖縄県産業・雇用拡大県民運動推進本部が取り組む「未来の産業人材育成事業」に、昨年度から参加している。
 事業は、沖縄の雇用情勢を全国並に改善するため、特に、観光産業や情報通信産業、建設産業など深刻な人材不足が懸念される分野で、雇用のミスマッチの解消に向け、県内学校への出前授業や見学会など、仕事について理解を深める取り組みが実施されている。
 沖建協は、平成26年度に7校(小学校4校、中学校2校)で実施された職業人講話に参加。生徒たちに、インフラ建設や災害、雇用・育成など、建設産業が担う社会的役割やものづくりの魅力について解説・紹介した。
このうち、2月7日に西原町立西原東小学校で、開かれた職業人講話には総務部庶務課の久高唯和課長が講師として参加。4年生から6年生まで45名(うち女子生徒は9名)の生徒や、保護者も参加して話を聞いた。
久高課長は小学校の近くにある西原町新庁舎建設時の写真を見せ、設計や工程の解説や、免震構造が採用されているなどの説明を行うと、身近な施設が建ちあがっていく様子に驚いた表情を見せた。講話終了後には、「建物建設には鉄骨がどのくらい必要か?」「設計はどれくらい大切なのか?」などの質問が挙がり、建設産業に対する関心が深まった様子が伺えた。
 また、建設企業で設計の仕事をしているという保護者は、「分かりやすい説明だった。災害対応などあまり知られていないことも話してくれて良かった」などと感想を寄せた。


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