■八重山支部 家畜伝染病の対応で協定
平成26年9月3日
 
協定を締結した玉城所長(左から2人目)と黒嶋支部長(同3人目)
 八重山支部(黒嶋克史支部長)は9月10日、「家畜伝染病発生時における支援活動に関する地域細目協定」を県八重山農林水産振興センター(玉城肇所長)と締結した。
 昨年3月に沖建協本部と県が締結した協定に基づき、支援活動の細目を取り決めたもので、地域内において家畜伝染病が発生又は発生の疑いがある場合に、双方が協定に沿って対応する。
 同センター内で行われた協定の締結式で玉城所長は「口蹄疫等は水際で防ぐことが大事だが、仮に発生した場合には県だけでは対応出来ない。機動力があり重機を所有する団体との協定締結は大変有難い。特に埋却等で力をお借りしたい」と支援活動に期待を示した。これに対して黒嶋支部長は「いざという時に対応するため、日頃から会員一同に周知していきたい」と今後の取り組みに意欲をみせた。
 協定では@処分家畜や汚染物品の運搬及び埋却等A発生農場及びその周辺における消毒に関することBその他同センターが必要とする事項の3項目を八重山支部が実施することを取決めており、伝染病発生時に初動防疫体制の確立に向け迅速に対応することが重要となる。


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