建設業経理事務士特別研修を開催
 〜 沖縄工業、美来工科、美里工業の3校で 〜
平成26年7〜8月

美里工業で行われた4級特別研修

美来工科で行われた3級特別研修

沖縄工業で行われた3級特別研修
 沖建協では一昨年度から、(一財)建設業振興基金と連携して、工業高生を対象とした「建設業経理事務士特別研修」を開講している。
 建設業経理事務士は(公財)建設業振興基金が認定する資格で、建設業経理に関する知識や処理能力、経営の合理化につながる知識などを問うもの。1級から4級までの試験があり、今回は3・4級の研修が行われた。
 今年は沖縄工業高校、美来工科高校、美里工業高校の3校が対象で、99名(3・4級の重複者を含む)の生徒が夏休み期間を利用して参加した。沖縄工業高校では、土木・建築科の生徒32名が参加して、参加した生徒のうち3級8名、4級20名が合格した。
 また、美来工科高校では、都市環境科の生徒36名が参加。3級11名、4級20名が合格。美里工業高校では建築科と設備工業科が参加して、4級では18名が合格した。(3級は集計中)
 受講した生徒らは、工事原価や減価償却費などはじめてみる用語に苦戦しながらも、真剣な顔で講義に聞き入っていた。感想を尋ねると「建設業への就職を希望している。合格して就職につなげたい」と意気込みを語った。また、「建築系の専門学校への進学を検討しているが、建設業についての知識を深めるために参加した」と参加理由を語る生徒もあった。
 今回合格した生徒は、建設業への就業意識が強く、また研修を通じてコスト管理の基礎を習得しており、経理職だけでなく、営業職や技術職としても活躍が期待される。



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