若年者の就職支援策など高く評価
 〜 産業・雇用拡大県民運動推進功労者表彰を受賞 〜
平成26年7月28日

琉球漆器でつくられた表彰状が授与された

川上副知事(後列右)と受賞者全員による記念撮影
 雇用に関して優れた取り組みを行っている企業等を表彰する「沖縄県産業・雇用拡大県民運動推進功労者表彰(グッジョブ表彰)」の26年度表彰に沖建協が選ばれ、7月28日に県庁の川上好久副知事の応接室で表彰式が執り行われた。
 表彰は、本県における完全失業率の改善に向けて、企業と学校・教育機関などが連携して雇用の拡大や対策などを実施し、更に県民意識の喚起につなげることで効果的かつ総合的に推進を図るべく、特に顕著な功績や功労のあった企業等を表彰してその取り組みを普及させることを目的に沖縄県が開催しているもの。
 平成20年度の開始から32社が受賞しており、今年度は沖建協を含め7社が受賞した。沖建協は若年者の就職支援に注力したほか、会員企業の新入社員を対象とした集合研修等を実施することで、早期離職が指摘される若年者の定着率を向上した取組みなどが高く評価された。
 また、沖縄県産業・雇用拡大県民運動推進本部と連携して、県内の小学校で職業人講話を実施して、建設産業についてPRしたほか「協働」という社会の仕組みやものづくりの魅力について理解を促したことなど、雇用促進につながる数多くの活動が評価された。更に、沖縄県産業・雇用拡大県民運動推進本部と連携して、県内の小学校で職業人講話を実施して、建設産業についてPRしたほか「協働」という社会の仕組みやものづくりの魅力について理解を促したことなど、雇用促進につながる数多くの活動が評価された。
 川上副知事は、「自治体や関係団体から推薦された12社の中から特に優れた取り組みをされた皆さんを選出した。皆さんの取組みは、雇用の更なる拡大と働きやすい職場づくりの参考になる、模範的な取り組みだ」と受賞企業等の功績を讃えた。
 代理出席した新里英正副会長は川上副知事から、伝統工芸品の琉球漆器でつくられた表彰状を受け取り「非常に重みのある賞。今後も高校生対象のインターンシップや現場見学会の開催、資格取得支援など若年者雇用の拡大と定着に向けた活動を会員企業一丸となって実施していきたい」と述べた。
 また、副知事との懇談の中で新里副会長は、建設業界の人手不足を説明。川上副知事は、「工事量が増え、受注量は今後も堅調に推移するだろう」と認識を示し、「建設業界が人材の確保・育成に努めることで、他の産業の発展をも支えていただきたい」と要望した。

 
 7月に豊見城市立上田小で行われた職業人講話の様子。
 総務部庶務課の久高課長が建設業の役割や仕事について説明した。



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