現場力アップのパソコン活用法を指南
 
平成26年7月7〜11日

プレゼンテーションに臨む新入社員
 会員企業の新入社員を対象とした「電子納品実機体験研修」の応用編を7月7日から5日間にわたり建労センターで実施した。
 沖建協では、会員企業の技術力向上のため、定期的に本研修を開催しているが、今回は新入社員研修の一環として実施したもの。参加者は6月に行われた基礎・納品・応用編も受講して、電子納品の概要やファイル管理等の基礎知識を習得している。
 今回の応用編では現場のネットワーク活用術や、現場のセキュリティとメールの実践術のほかプレゼンテーション術なども学んだ。
 講師は北野雅史氏が務め、新人23名が受講。各自のパソコンを持ち込み、現場で活用できるよう、実際に入札で使用される電子納品システムをインストールして講義に臨んだ。また、プレゼンテーションでは無料で使えるプレゼンソフトやネット上の画像や情報等をもとに資料を作成して発表会も行った。
 受講者は、「パソコンだけでなく、他の知識も学べて良かった」、「デスクワーク全般に活用できるスキルを身に付けることができた」などの感想を寄せた。
 指導に当たった北野氏は、「基礎知識の習得だけでなく、情報収集方法やそれらの活用方法も習得できる内容」と説明。「受講者個人のスキルアップだけでなく、各社の現場のネットワーク作成や管理手法のスキルアップにもつながる」と強調し、新人からベテランまで積極的な受講を呼びかけた。


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