1級土木施工管理受験準備講習会を開催
 
平成26年6月10〜12日

試験まで1ヶ月を控え、真剣な表情で受講する受験生ら
 7月6日に実施される「1級土木施工管理技術検定試験(学科)」に向けた受験準備講習会を、6月10日から3日間にわたり、建労センターで開催した。
 沖建協は毎年、仕事と勉強の両立が難しい受験者向けに、受験1ヶ月前にポイントをまとめて解説する「受験準備講習会」を実施している。講師は宮城敏明氏、徳元将康氏、幸地正夫氏が務め、今回は10名が受講した。
 1級土木施工管理技術検定試験は、年1回実施され、1次試験として行われる学科試験では、出題される65問のうち39問以上の正解が求められる。昨年度の学科試験での合格率は60%。
合格すると「主任技術者」や「監理技術者」として土木工事の施工計画を作成できるため、毎年大勢の受験者が受けるが、2次試験(実地試験)を含めた最終的な合格率は、昨年度では35.3%で難関試験とされる。
 1日目は宮城講師が「土木・建設機械」、「コンクリート」、「基礎工」、「施工計画」について、2日目は徳元講師が「工程管理」、「建設副産物」、「品質管理」について、3日目は幸地講師が「法規T・U」と「安全管理」について、それぞれ解説を行ない、過去の問題から傾向と対策を分析した上で、要点をまとめて説明した。



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