■南部支部 南部東道路整備事業へ要請活動
 
平成26年6月25日

要請を行った山城支部長(左)ら
 南部支部の山城一三支部長らは6月12日、県土木建築部を訪れ、南部東道路の工事発注について同支部会員への配慮を求めた。
 山城支部長は支部会員の受注が少なく苦しい状況にあると説明した上で、「南部東道路が今年度から工事発注の運びとなり大いに期待している。南部東道路については、地元でもある南部支部会員が受注できるよう配慮してほしい」と要望した。
 対応した県土建部の末吉幸満土木整備統括監は「事業は用地買収が始まったばかり。状況次第だが、橋脚など工事できる箇所から手掛けていく」と事業の状況を説明。発注に関しては「分離・分割を心掛けているとともに、事務所発注では地元に配慮する。また本庁発注であってもJVにするなど地元が工事に入れるよう配慮する。来年度から大きな工事が出てくると思うので、その際はよろしくお願いする」と述べた。 
 南部東道路は、南城市知念・佐敷・玉城・大里から南風原町を経由して、那覇空港自動車道に連結する地域高規格道路。整備により、那覇市までの30分圏の確立を図り、地域住民に都市的サービスを提供するとともに、観光地や県立南部医療センターへのアクセス向上などで南部圏域の振興を支援する。整備区間は南風原町山川から南城市玉城字垣花で、延長は約8.3キロメートル。今年度は、南部東道路橋梁下部工工事(玉城・佐敷ICその1)などの発注が第2四半期に予定されている。



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