実践型人材育成訓練(OFF‐JT)が修了
 〜 新人35名が土木・建築の基礎を学ぶ 〜
平成26年6月6日

修了式終了後に訓練生と関係者で記念撮影を行った

能開協会の金良専務理事から受講者へ修了証が手渡された 
 沖建協と沖縄県職業能力開発協会(湧川昌秀会長)が合同で実施している「実践型人材育成訓練(OFF‐JT)」の修了式が6月6日、那覇市西の那覇地域職業訓練センターで執り行われた。
 この訓練は、厚生労働省の実践型人材養成システム助成制度を活用した職業訓練。訓練にかかる研修費(OFF-JT)の2分の1と、賃金1時間あたり800円をOJT実施助成として、1時間あたり600円が助成される。
内容は座学による建築・土木の基礎学習から測量やCADの実技、社会人として必要なビジネスマナーまでを習得できる。
 例年、沖建協会員の新入社員が参加しており、今回は35名が受講。4月15日の開講から2カ月にわたり、合計348時間の訓練が実施された。
 修了式では職業能力開発協会の金良啓二専務理事からひとりひとりに修了証が手渡された。金良専務理事は、「長期間にわたる訓練で、よく勉強したと思う。今回の学んだことを仕事に役立て、現場での実践を重ねて大きく成長していって欲しい」と語り、現場に巣立つ修了生らを激励。
 また、沖建協事務局の久高唯和係長も、「各社が新人の皆さんに寄せる期待は大変大きい。困難な壁にぶつかった時もくじけることなく頑張って下さい」とエールを送った。
 受講生の下地健太さん(樺本工業)は「この研修で学んだことをしっかり現場で活かしていきたい。また、研修を通じて仲間がたくさんできた。現場で会った時は、お互い協力して工事に当たっていきたい」と力強く抱負を語った。



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