■八重山支部 離島の適正単価設定を要望
 
平成26年5月21日

7項目に及ぶ要請書を手渡す黒嶋支部長(左) 
 八重山支部(黒嶋克史支部長)は5月21日、県土木建築部を訪れ、管内の工事について、八重山に本社のある企業を活用することなど7項目を要請した。
 要請は、@管内の発注工事を管内に本社を置く企業へ発注するAA等級の請負額上限を1億5,000万円から3億円に引き上げるB今年度工事の早期発注と4半期毎の平準化C石垣市及び竹富町の各離島、与那国町での工事について渡航費、輸送費、宿泊費などの適正価格による積算D総合評価方式での企業評価基準の緩和と改善E八重山土木事務所長表彰の創設F国の技術者専任要件の緩和(密接な関係のある10キロ程度以内の2つの工事について専任の主任技術者の兼務が可能)の早期実施など。
 當銘部長は「単価については、建築工事において県の単価と実勢単価で乖離があった」との見解を示し、建築工事において型枠工、鉄筋工、鉄筋圧接工の3職種は当面、見積りを取って単価を設定することにしたなどと説明。
 また、地元発注については「地元でできる工事でやってもらう」と可能な限り地元業者への優先活用を行う考えを示した。その他項目についても、検討や運用して問題が出た場合に対応してするなどと回答があった。



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