■宮古支部 圏域での工事拡大求める |
平成26年5月21日 | ||
長田支部長は「宮古圏域では建設業、とりわけ公共工事が経済基盤の要となっており、園域の20%の世帯が建設業との関わりで生計を営んでいると言われている。伊良部大橋建設終了後の、公共工事減少が懸念される」と伝え、新規事業の芽だしへの対応を要望した。 當銘部長は施工単価について「調査した結果、県の単価と実勢単価で乖離があった」と指摘。建築工事において型枠工、鉄筋工、鉄筋圧接工の3職種は当面、見積りを取って単価を設定し、その他についても発注者の裁量で見積りが必要と判断した場合、同様に対応する。渡航費や宿泊費は実際に掛かった費用を算出して、変更契約で清算する方法で対処するなどと説明した。 また、當銘部長は公共工事量の確保についても理解を示し、「一定程度の工事量が必要と考えている」と述べ、「海をテーマにした県営公園の建設などを想定している。検討委員会で建設候補地の選定を進めており、現在、2カ所に絞り込んでいる段階。規模は50〜60ヘクタール程度で、大規模になる」などと紹介した。 |