第1回役員会を開催
 〜 第65回通常総会事項を承認 〜
平成26年5月9日

5件の議事が承認された 

九建協の会長就任報告を行った下地会長 

閉会挨拶で団結を呼びかけた比嘉副会長 
 平成26年度第1回役員会が5月9日、建労センターで開催された。
 下地米蔵会長は開催挨拶で、九州建設業協会会長に就任したことを報告した後、「沖建協会長として1期2年を務め、色々な課題に取り組む中で会員減少の現状を目の当たりにした。この問題を解決するには、支部の強化を図り、会員増強に注力しなければならない。皆さんのお力添えをいただき、業界の強化を図りたい」と協力を呼びかけた。
 議事は11件が上程され、はじめに小谷和幸常務理事から加入申請1件、会員資格承継2件の報告があり承認された。
 続いて、加入に関する規則の一部改正(案)が上程され、第2条に定める加入資格要件のうち、「沖縄県建設業厚生年金基金への加入」を削除し、加入要件を緩和することが認められた。
 平成26年度総会については、総会日程や当日のスケジュール、式次第などの説明に続き、議事内容が審議された。
 1号議案の平成25年度事業報告については、社会資本整備の充実や協会会員優先活用に向けた取り組みとして、那覇空港滑走路増設事業への県内建設業者優先活用の要請や、災害復旧・防疫支援体制の整備拡充については、沖縄県が実施した家畜伝染病発生時における支援活動に関する実働演習への宮古支部の参加、社会的責任(CSR)への対応としては、沖縄県警察本部との飲酒運転根絶に関する覚書の締結、また、建設業の再生・経営改善への対応として、沖縄県産業・雇用拡大県民運動推進本部会議への参加など、雇用促進や人材育成等の活動を活発に実施したなどと成果を報告。収支決算報告とともに総会に上程することが承認された。
 一方、平成26年度事業計画(案)と収支予算(案)については前回理事会(3月28日開催)で承認された内容等の確認があり、総会に上程することとした。
 続いて、小谷和幸常務理事から、理事・監事等の役員改選手続きについて説明があり、あらかじめ予備選考委員会(各支部長、青年部会長及び常務理事(事務局長))が理事・監事の候補者(案)を作成すること、正副会長など役員は、理事会の決議により理事の中から選定することとした。また、支部等区分別の役員数について、南部支部で4名から5名へ増員が認められた。
 その他事項では、全建表彰、建設業福祉共済団表彰、沖建協表彰者の報告があったほか、総合企画委員会の仲本豊委員長から、4月10日に行われた総合企画委員会と建設委員会の合同会議について報告があり、全国的に問題となっている技術者不足の状況について協議を行い、@適正利益確保のための最低制限価格の引き上げ、A人材確保のため労働条件改善に向け適正工期や手続きの簡素化等を求める要請活動、B専門学校の設立等の意見が挙がったと報告。魅力ある建設業の構築に向け、委員らが活発な意見交換を行ったとした。
 閉会の挨拶で比嘉森廣副会長は、下地会長の開催挨拶を振り返り「会員増強に取り組み、しっかりした業界を構築することで各企業の経営や業界の安定的発展につながると信じている。今年を元年として、魅力ある建設業づくりに向け、会員全体で取り組もう」と団結を呼びかけ、会を締めくくった。
○議事
1.加入申請:滑C邦土木(平良晃三代表取締役)[八重山支部]
2.会員資格承継:勝建設梶i上地健司代表取締役)[宮古支部]、知念土建梶i知念美香代表取締役)[八重山支部]
3.「加入に関する規則」の一部改正について
4.第65回通常総会について
@平成25年度事業報告、正味財産増減計画書
A平成26年度予算書(案)
B役員改選について
5.役員推薦枠について
〇その他事項
1.総務委員会報告(平成26年度表彰について)
2.総合企画・建設委員会合同会議報告



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