仮設安全監理者資格取得講習会を共催
 〜 技術者など83名が受講 〜
平成25年9月5日

技術者を中心に83名が参加した
 沖建協と全国仮設安全事業協同組合との共同開催による今年度2回目の「仮設安全管理者資格修得講習会」が9月5日、那覇市西の那覇地域職業訓練センターで行われた。
 仮設安全監理者は、足場や型枠支保工等の安全管理に必要な知識を持つ者に交付される民間資格。本講習会を受講することで資格証が交付される。
 受講により(一社)日本建築士会連合会のCPDの単位が8ユニット取得できるほか、公共工事入札の総合評価方式で安全評点が加点されることから受講を希望する者が多く、今回は技術者を中心に83名が受講者した。
 講義では、厚生労働省が定める労働安全衛生規則の内容や、墜落・転落災害の発生状況や原因を踏まえ、手すり先行工法などの足場の安全対策を学んだほか、同センター敷地内に手すり先行工法による足場が実際に設営され、安全対策が取られていない足場との比較検証も行われた。
 参加者からは、「実物の機材を使って安全対策の解説がなされ、とても分かりやすかった」、「現場で起こりやすい災害がイメージしやすく、対策の重要性が理解できた」などと感想を語り、安全性が高い足場の利用を推進していきたいとの意見が多く寄せられた。



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