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平成24年度県総合防災訓練に参加 〜 北部支部会員が道路啓開を実施 〜 |
平成24年9月9日 | |||
県と北部地域の12市町村が主催する「平成24年度県総合防災訓練」が9月9日、名護市の名護漁港を主会場として、北部全域で実施された。 本総合防災訓練は、県民の防災意識高揚と防災関係機関の連携を実地検証することを目的に、例年実施しているもので、今回で24回目の開催となる。主催した県と12市町村のほか、沖縄総合事務局、警察、消防、自衛隊、医療機関など104団体から2,000名余が参加し、一斉訓練を実施した。 今回は本島北部で震度6強、中南部で6弱の大地震が発生したことを想定。大津波の襲来も想定され、各機関が災害対策本部を設置して被害状況の情報収集や伝達を行った。また、車両や航空機、船舶など各資機材も投入され、避難訓練・救助訓練・交通規制訓練・ライフライン確保訓練等、大規模災害の発生時に必要な50項目にわたる訓練項目を全て実施した。 訓練には県と防災協定を結ぶ本協会も参加。県北部土木事務所の要請を受け、北部支部(渡久地弘二支部長)の会員約50名ががれきの散乱する道路の啓開作業に当たり、交通輸送路を確保した。 仲井眞知事は「机上の訓練ではなく、実際の災害を想定した即応可能な訓練として大変有意義だった」と講評し、一斉訓練の意義を強調した。 |