那覇支部と建災防沖縄県支部(那覇、南部、浦添・西原分会)が 安全講習会を開催
 
平成24年8月16日

101名が参加した(円内は與那嶺署長と山城分会長)
 那覇支部(新里英正支部長)と建設業労働災害防止協会沖縄県支部の那覇分会(同分会長)、南部分会(山城一三支部長)、浦添・西原分会(本田雅則支部長)は8月16日、那覇市おもろまちの那覇労働基準監督署(與那嶺茂良署長)で死亡災害の撲滅及び減少を目的とする「建設業労働災害防止対策安全講習会」を開催。101名が参加し、リスクアセスメントの手法を学んだ。
 冒頭、與那嶺署長が挨拶に立ち、「トップから現場に至るまで、全員で安全意識を高めて欲しい」と述べ、安全衛生活動の一層の推進を呼びかけた。続いて、建災防南部分会の山城分会長が、「基本的な安全衛生活動に加え、新たな対策を積極的に導入することが重要」と挨拶し、リスクアセスメント等の積極的実践を求めた。
 県内の労働災害発生状況について説明があったあと、受講者らは7つのグループに分かれてリスクアセスメントの演習に挑んだ。グループで道路やビル建設の工事例をもとに、危険性や有害点を洗い出し、対応措置を検討。指導にあたった同署の小池安全衛生課長や佐喜眞安全専門官らは、「より実践的な内容を目指して演習形式を取り入れた。複数人で議論することも大切」と指摘し、今回学んだことを現場で活用するよう受講者らに呼びかけた。



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