青年部会 第21回通常総会を開催
 〜 上原進部会長が再任 〜
平成24年4月27日
 
約60名の出席者がいた(円内左から
喜舎場課長と与那覇課長)

再任した上原進部会長

 青年部会(上原進部会長)の第21回通常総会が4月27日、建労センターで開催され、任期満了に伴う役員の改選で上原進氏((株)豊神建設)が部会長に再任された。
 総会では平成23年度事業報告並びに収支決算報告と、24年度事業計画案並び収支予算案が提案され、全会一致で承認された。
 役員改選では、上原進部会長が再任されたほか、津波克守氏(光南建設(株))、内間司氏((株)内間土建)、仲程俊郎(仲程土建(株))氏の3氏が副部会長に就任した。
 総会終了後、特別講演会として沖縄総合事務局開発建設部の喜舎場正秀防災課長が「沖縄防災連絡会(仮称)について〜大規模地震・津波災害への対応〜」とのテーマで講演を行い、その後、同局同部の与那覇忍技術管理課長が総合評価落札方式について講演を行った。
 喜舎場課長は、マグニチュード9の地震と10mの津波が襲来した場合、空港・港湾や海岸沿いの道路が浸水し、沖縄は外部から孤立し、本島内部でも3つの地域に分断されると解説した。また、電力や石油等の供給施設も浸水被害を受けるため、「復旧に必要な燃料や食料等の支援物資を県外から受けるため、機材や人員を結集して耐震岸壁がある那覇港と本部港を啓開しなければならない」と説明した。また、啓開作業は1週間程かかると想定。「行政と公共機関が緊密に連携するため防災関係機関による『沖縄防災連絡会(仮称)』を設立し、対応を推進していかなければならない」と呼びかけた。
 次に講演した与那覇課長は、@施工パッケージ型積算方式の概要A総合評価落札方式の改善B同局同部の平成24年度発注工事における総合評札価方式等の運用ガイドラインの留意点―について説明を行った。出席者約60名は、真剣な表情で説明を聞いていた。




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