実践型人材要請講座(OFF-JT)が開講
 
平成24年4月17日
 
若手社員16名が受講する

 沖縄県職業能力開発協会(湧川昌秀会長)との共催による
「実践型人材育成講座」の開講式が4月17日、那覇市西の那覇地域職業訓練センターで開催された。この訓練は3年前から実施されているもので、沖建協の会員企業に入社した新入社員に、現場で働くために必要な基礎知識やCAD測量製図等の実技研修並びに労働安全に基づく講習が行われる。各コースの講師とも現場経験が豊富で、自身の経験を基に企業の即戦力になれるよう指導にあたる。
 今年は16名が参加し、同センターでは6月8日までの約2カ月間にわたり実践的訓練が実施される。参加者は建築コースと土木コースに分かれて学科・実技の科目を履修する。この研修は、厚生労働省の助成金制度を活用することができ、訓練にかかる人件費や研修費の3分の1が支給され、企業の人材育成にかかる経済的負担も緩和される。
 開講式では本会総務部庶務課の久高唯和係長が、「若年労働者が入職・定着するよう、協会も働きやすい環境づくりに努めているところ。皆さんもこのような機会を活用して技能や技術の取得に頑張って欲しい」と受講者らを激励した。  
 本会では若年者の建設業への入職・定着促進が図れるよう、引き続き助成金制度の周知・活用を呼びかけていくこととしている。




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