県下水道管理事務所と防災細目協定を締結
 
平成24年2月29日
 
(左から)協定を締結した呉屋支部長、新里英正副支部長、
友利所長、名嘉支部長、仲本支部長

 中部支部(仲本豊支部長)、浦添・西原支部(名嘉謙支部長)、那覇支部(外間章弘支部長)、南部支部(呉屋明支部長)は2月29日、宜野湾市の同事務所で県下水道管理事務所(友利隆男所長)と災害時における応急対策に関する細目協定を締結した。
 本部が昨年8月末に県土木建築部と締結した基本協定の運用と、災害時における応急対策業務の迅速化を目的としたもので、県土建部の出先機関と各支部が細目協定を結んでおり、今回が最後の締結となる。
 友利所長は「災害時には処理施設の被害や地盤の液状化、マンホールの浮き出しなどが想定され迅速な対応が求められる。ハード面の対応は地元業者にお願いするしかなく、協力体制を整えてくれたことは非常に有難い」と各支部の対応に感謝した。
 今回の締結で対象となるのは同事務所が管理する那覇浄化センター、宜野湾浄化センター、具志川浄化センター、西原浄化センターの4施設と、所管する19のポンプ場。各支部は、災害時の被害情報収集・報告と瓦礫撤去、応急沈殿地の築造や下水道管の水替え作業などの業務を遂行する。
 協定の締結式に出席した浦添・西原支部の名嘉支部長は「これで県の出先機関との締結は全て完了となる。これからは各行政機関との連絡を密にとり、業界全体で災害時に備えた対応をしていきたい」と今後の方針を述べた。




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