米軍発注工事に関する研修会(STEP 3)
 
平成24年1月11日
 
研修会の様子(円内はマシュー・フェップス少佐)

 米軍発注工事の入札・契約手続きに関する3回目の研修会を1月11日、建労センターで開催した。本研修会は在沖米軍嘉手納基地第18航空団の全面的支援のもと、第18契約中隊の比嘉弘契約官が講師を務め、工事入札に必要な知識や契約実務について3回にわたり学んだ。
 今回は同契約事務所でサービス部門の司令官を務めるマシュー・フェップス少佐が同席し、「皆さんがこの研修会を通して工事入札への理解を深め、お互いにより良い関係を築くことができれば幸いだ」と参加者らを激励した。
 研修は前回までの復習と、米国連邦政府と取引する際に必要となるCCR(会社情報を登録するためのホームページ)の登録作業について解説を受けた。前回に引き続き英語専門学校生が参加し、入札書類の翻訳作業をサポートした。
 研修会終了後のアンケートには、参加者から「解説は分かりやすかったが、入札書類の英語はかなり難しい。入札参加を目標に今後も継続して勉強していきたい」等の意見が寄せられ、多くの参加者が入札への意欲を示した。
 一方、翻訳サポートとして参加した英語専門学校の先生は、「高度な英語能力が必要だが、単に話すだけでなく英語を使ってビジネスができる手応えを感じた。意識の高い学生にこのような仕事があることを紹介したい」と感想を語り、建設業界でも高い英語能力を活かせることを実感した様子だった。





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