県内工業高校生が現場実習
 
平成23年9月〜11月

 若年建設従事者入職促進事業の一環として、県内工業高校3年生を対象とした現場実習を、9月から11月までの3ヶ月間にわたり実施した。就職を控えた3年生の職業・就業意識を高めることで、建設業への入職につながることが期待される。
 那覇市の県立那覇商業高校の現場(鞄洋土建)には、沖縄工業高校建築科の生徒が、浦添市の那覇港浦添ふ頭の臨港道路整備事業の現場(椛蜉ー組)には、同校土木科の生徒らが、恩納村の恩納南バイパスの現場(滑ロ政工務店)には美来工科高校建築科の生徒らが実習を行い、現場の作業を経験した。
 このうち、浦添ふ頭と恩納南バイパスの現場では丁張りの実習が行われ、現場代理人が用意した図面を元に、生徒らが自ら測量機器を用いて等間隔に木杭を打ち込み、位置や高低の基準となる丁張りを作り上げた。生徒らは、緊張した面持ちで作業を行っていたが、現場代理人が出来上がった丁張りに「OK」を出すと、安堵した様子で笑顔がこぼれた。
生徒達は、「実際の現場は迫力がある」「ものづくりをしている姿がかっこいい」「自分も建設業で働きたいと思う」などの感想を寄せ、建設業への就業意欲を示した。


沖縄工業高校建築科 
現場:県立那覇商業高校(鞄洋土建)

グ沖縄工業高校土木科 
現場:浦添ふ頭臨港道路(椛蜉ー組)

美来工科高校都市環境科 
現場:恩納南バイパス1工区(滑ロ政工務店)



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