那覇署で暴力団排除宣言
 
平成23年11月21日

暴排宣言を読み上げる照屋会長

 本協会は11月21日、那覇市の那覇警察署署長室で、業界から暴力団を排除することなどを誓う「暴力団排除宣言」をした。これは、同月16日にまでに発覚した那覇市役所解体工事に、暴力団が労働者を派遣していた問題を受け、業界として早急に対応するため行ったもの。
 照屋会長は那覇署の比嘉善雄署長の前で、「県暴力団排除条例の目的を踏まえ、新たな決意を持って@暴力団を利用しないA暴力団を恐れないB暴力団に金を出さない―の三ない運動を実践し、安全・安心で住みよい社会の実現に向けて更なる活動を続けることを宣言する」と宣言書を読み上げた。
 比嘉署長は、「10月1日に県暴排条例が施行され、社会全体に暴力団排除の機運が高まっている。その中でいち早く排除宣言を行ったことは素晴らしい」と早急な対応を評価。また、同様の問題が起きないよう、建設業界で下請け・孫請け業者に対しても情報を把握できるようなルール作りをするよう要望した。
 これに対して照屋会長は、協会の7支部と、支部が所属する警察署との間で暴力団等に関する情報を共有し、会員企業が早期の予防措置をとれるように対策を講じていくとの方針を伝えたほか、建設業界全体で対応できるよう、県建設産業団体連合会(照屋義実会長)でも協議する意向を示した。



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