新規入職者が電子納品実機を体験
 
平成23年7月11-15日

新規入植者に対して研修が行われた
 

 本協会主催の「電子納品実機体験セミナー」が7月11日から15日にかけて、実践型人材養成システムを活用した新規入職者を対象に、建労センターで行なわれた。
 本研修は、京都情報研修センター(KITC)の田中隆雄理事と北野雅史氏が講師を務め、建設現場での情報化に対応するため、パソコンの基礎から応用技術までを学べる講座として、主に現場代理人を中心に好評を博している。
 今回は6月からの続きで、残り5コースを新規入職者33名が受講。電子納品に関するスキルや、現場事務所のネットワーク構築、総合評価方式の入札に必要なプレゼンテーション技術等、実践的な内容を学び、基礎・納品・応用編集の全10コースを修了した。
 参加者からは、「会社の先輩から『将来必ず使うからしっかり勉強してこい』と言われた」「発注者へメール送付する際の書き方やプレゼンでの発表の仕方等、勉強になった。また良い点・悪い点を指摘してもらい、今後の課題も分かった」といった感想が寄せられた。
 両講師は、全10回の講座を終えた感想として、「現場経験が浅いため、どのような場面で使えばいいのかが分からないようだった。しかし、理解度が高く確実にスキルアップしており、現場で経験を積むうちに、学んだことを業務に応用していくものと期待している」と語り、現場経験を積んだ2・3年後の再受講により内容が一段と理解でき、最新情報の収集を重ねることで飛躍的に成長するのではないかと述べた。








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