宮古支部 工事の早期発注求める
 
平成23年7月5日

豊見山支部長(左)から下地市長に要請書が手渡された
 

 宮古支部の豊見山景順支部長らは7月5日、宮古島市役所、県宮古農林水産振興センター、県宮古土木事務所などを訪ね、平成23年度公共工事の早期発注と支部会員の優先活用などを要請した。
 公共事業費の削減など建設業を取り巻く環境が厳しくなる中で、宮古圏域では依然として公共工事への依存度が高く、工事発注の遅れによって島内諸産業への影響が懸念されている。豊見山支部長は「東日本大震災の復興・復旧に伴う資機材の不足や価格の高騰も懸念され、早急に対策を取る必要がある」などと対応を求めた。
 宮古島市の下地敏彦市長は豊見山支部長らに対して「要請の趣旨は充分に理解しており、繰越分も含めて早期の執行に取り組みたい。工事にあたっては、無事故・無災害をお願いしたい」と答えた。宮古島では、県の農林関係工事が例年6〜7月頃に入札されているが、今年は9月頃に入札が集中しており、年度当初は工事の受注が見込めない状況となっている。
 今回の要請は、各発注機関に対してこのような厳しい状況を説明、早期の工事発注などを強く求める内容となった。





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