那覇支部 発注期間に対し要請
 
平成23年6月28日

神谷副市長(右)に対して要請文を読み上げる外間支部長(左から2番目)
 

 那覇支部は6月28日、那覇市仮庁舎内にある市長室を訪れ、翁長雄志市長(代理・神谷博之副市長)に対し『公共事業の執行』に関する要請活動を行った。
 陳情内容は、@公共事業予算の安定的・計画的確保と完全執行、A設計数量と実数量との差異を是正、B支部会員の優先活用の3点。
 これを受け那覇市側は、「事業の予算額は年度により増減があるものの、社会資本整備の必要性を認識して事業計画を行っている」と回答。また、支部会員優先活用に対しては「清掃等の社会貢献活動は他企業も行っており、支部会員だけを優先するのは困難」として、「支部会員を含めた市内企業を優先するように最大限努めている」と理解を求めた。
 設計数量と実数量に差異が生じる問題については、「積算士を招いた勉強会を年1〜2度開催し、役所と支部会員、設計担当者が共にスキルアップを図れるようにしたい」との提案があった。
 続いて、同市議会の金城徹議長を訪ね同じ要請書を手渡した。金城議長からは設計数量と実数量の差異について、「企業側の苦労は把握しており、適正な利益が確保できるよう努めたい」との回答を得た。
 他にも4日に、那覇市上下水道局に対して同様の要請を行ったほか、国に対しては6月21日に、南部土木事務所と南部農林土木事務所を訪れ、『公共事業予算の安定的・計画的確保』と『支部会員優先活用』を求める陳情を行っている。





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