平成23年度第2回定例役員会を開催
 〜県土木建築部に入札制度を提言〜
平成23年6月13日

3件の議事が承認された

 本協会は6月13日、建労センターで平成23年度第2回目となる役員会を開催した。
 役員会に先立ち、沖縄防衛局の真部朗局長が来協し、『在日米軍・海兵隊の意義及び役割について』というテーマで、約40分の講話を行った。
役員会冒頭の挨拶で、照屋会長は、「6月7日から3日間にわたり、東日本大震災の被災地応援ツアーに同伴し、東北3県を視察した。松島湾から仙台空港近くまでの被災地を訪れたが、百聞は一見に如かずで、大変な状況を目の当たりにした。また、風評被害も加わり、観光業の打撃は深刻らしく、旅行の際は東北を訪れるようお願いしたい。また、被災地の市町村長にお目にかかった際、被災者の受け入れ数が、他の東北3県に次いで本県が4位だと聞いた。これは仲井眞弘多県知事の早急な判断による偉業で、他にも多額の義捐金が贈呈されていることなど、本県からの被災地支援は強い印象を与えているようだった。今後も息の長い支援活動を続けていこう」と呼び掛けた。
 議事では、小谷和幸常務理事から加入申請1件、会員資格承継4件、脱会1件について報告があり、承認された。
 その他事項としては、総合企画委員会の比嘉森廣委員長が委員会報告を行い、県土建部が検討している入札制度の改善策として、委員会で他府県が行っている入札制度改革の例を比較し、本会としては長崎県方式を参考に独自の入札制度として設計価格から適正価格を出す間に2回のランダム係数を乗じる方式が望ましいと方針が示された。
 また、この件に関連した要請活動報告として、6月2日に県土建部の当間清勝部長に対して、入札契約制度等の公正さと透明性の確保について提案したことが報告された。(要請内容は8ページに掲載)
 他に、沖縄総合事務局が風水害を想定した防災訓練を実施するため、本協会の災害復旧支援体制を持って連絡体系(ネットワーク)の確認が行われるとの通達があり、会員企業に対し協力の要請があった。
 また、環境省地球環境局長の通達として、夏の電力消費量抑制のための、「昼も夜もライトダウン2011」の実施について周知された。このキャンペーンは、6月22日と7月7日の夜8時から2時間程度ライトダウンを実施する他、8月末までの間に昼夜それぞれの任意2時間以上にわたり消灯するという運動。
 他に、青年部会の上原進部会長から第3回フォトコンテスト『島の魅力』への作品募集が6月13日から9月30日まで行われるため、コンテストの参加や周知への協力要請があった。
最後に、仲本巽副会長が閉会の挨拶を行い、「暑さが厳しくなり、労働局や建災防から熱中症への対策を求められる時期となる。我々も体調管理に気をつけていこう」と会議を締め括った。
○議事
1.加入申請について=沖電開発梶i島崎一二代表取締役)[浦添・西原支部]。
2.会員資格承継について=金秀建設梶i新川常廣代表取締役)[那覇支部]、金秀鉄工梶i宮憲男代表取締役)[浦添・西原支部]、(有)幸和建設(玉城哲也代表取締役)[北部支部]、椛n進(丸尾進代表取締役)[八重山支部]。
3.脱会について=(有)宮保建設(宮城貢代表取締役)[北部支部]。
○その他事項
1.総合企画委員会報告
2.要請活動報告
3.総合事務局防災訓練(風水害)について
4.温暖化防止「昼も夜もライトダウン2011」の実施
5.第3回フォトコンテスト「島の魅力」作品募集について


挨拶をする照屋会長

講和を行う真部沖縄防衛局長

閉会の挨拶を行う仲元副会長



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