建設業情報化セミナーを開催

平成23年6月1日

 本協会は6月1日、那覇市の沖縄県青年会館で「建設業情報化セミナー」を開催した。
 この研修会は、潟rジネスコンピューター(情報センター)の企画・協力のもと、総合評価落札方式で評価点をアップさせるため、技術提案書の作成方法を学び、知識を深めることを目的に開催。211名が参加し総合評価制度への関心の高さが伺えた。
 研修会は、(社)建設情報化協議会の河原調理事が講師を務め、@「総合評価落札方式における」施工計画書(技術提案書)作成のポイント、A技術提案書作成手法、B技術提案書作成事例紹介、等の内容で講義が進められた。
 特に、技術提案書作成手法の講義では、「技術提案とは何か」との概要を、受発注者双方の視点から解説。その上で、技術提案で勝つための提案事項を、ワークシートなどのツールを活用して作成しながら、記述方法や、注意点などのポイントを具体的に説明した。
 他にも、実際の技術提案書を紹介し、提案内容と書き方について分析を行い、文章表現の注意点や現場・現地の調査を綿密に行い、提案書に反映させる重要性などのアドバイスがあった。
 国交省は、2011年度から国直轄工事の総合評価方式入札で特定専門工事審査型や、地元企業活用審査型、二段階選抜方式等、多様な入札契約方式の試行を拡大する方針で、特に特定専門工事審査型では、基幹技能者の活用が優先的に加点される技能者評価型を全国展開していく予定で、同省の動きに合わせた実践的な内容となった。






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