実践型人材養成OFF-JT修了式
 〜建築・土木の基礎を学ぶ〜
平成23年4月5日〜5月31日

終了証を受けた受験生の皆さん

一人一人に手渡された

 本会事業の入職・定着促進の一環である「実践型人材育成訓練(OFF-JT)」は、4月5日の開講式以来2ヶ月にわたり建築・土木の基礎講義を行い、予定していた全てのカリキュラムを終え、5月31日に那覇市西の県職業能力開発協会で修了式を行った。
 今年度このシステムを利用する会員企業は15社で、新入社員を中心とした33名が受講した。修了式には31名が出席し、同協会職員から受講者一人一人に修了証が手渡された。
 交付後、本会総務部庶務課の久高唯和係長が挨拶し、「2ヶ月間指導していただいた講師の先生方は、それぞれが第一線で活躍したノウハウを皆さんに教授している。今回学んだことを会社や現場で活かして頑張って欲しい」と受講者を激励した。
 研修を終えた受講者からは、「CADを使った授業が面白かった。会社に戻ってから役立てたい」、「講師の先生方の教え方が上手だったので分かりやすかった」、「学校で習ったことをどのように現場で実践するのか学んだ」といった感想が寄せられた。
 本事業は、業界への若年者層の入職・定着を促進することを目的として、国の「実践型人材養成システム」助成制度を活用し、職員採用に伴う企業負担(人件費・研修経費)の軽減を図り、企業内教育(OJT)と企業外教育(OFF-JT)を組み合わせた訓練が行えるものとなっている。
 受講した33名は今後、新入社員等宿泊研修や、電子納品実機を使用した研修、技能資格取得(車両系・クレーン等)等の様々な訓練が予定されている。
 23年度以降は、助成率が3分の1程度に削減されるものの、本会では若年者の建設業への入職促進・定着を最重要項目と定めていることから、説明会等を開催し引き続き制度の周知・活用を呼びかけていくこととしている。




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