那覇支部 不発弾処理講習会を開催
 
平成23年3月18日

不発弾を前に説明を受ける参加者

 本協会那覇支部(外間章弘支部長)は3月18日、陸上自衛隊那覇駐屯地で不発弾処理に関する講習会を開催した。
参加者31名は、同基地の101不発弾処理隊の隊員から講義を受けた。陸上自衛隊の処理部隊は全国で4部隊あり、那覇基地は全国最大の人数編成であるとして、地上戦が行われた県内の不発弾の発見状況は深刻であると説明を受けた。
戦後60年たっても不発弾の威力は衰えないことや、場所によって発見される種類が違う点など、特に工事現場で作業する建設従事者は危険にさらされていると、注意喚起した。
講義では不発弾の種類と、それぞれの危険性を説明、処理方法も全く異なるため、発見した場合は速やかに通報するよう指導を受けたのち、展示室で実物の不発弾を見学した。
午後は、糸満高架橋上部工建設工事現場を視察し、現場監督人から工事の進捗状況や、建設方法などの説明を受けた。





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