総合評価方式施工計画などの個別相談会を実施
  
平成23年1月17日〜(6日実施)

実際の施工計画をもとにアドバイスした

 本協会は、1月17日から19日と、24日から26日までの6日間にわたり、建労センターで総合評価方式の施工計画と技術提案の個別相談会を開催しました。
この個別相談会では、建設業経営支援アドバイザーとして活躍している椛麹評価支援センターの永妻勝義氏が、各社が提出した施工計画や技術提案の書類をもとに書き方などのアドバイスを行いました。(提出した資料は、会社名等の情報は一切公表されません)
永妻氏は技術力を文章にまとめるポイントとして、@具体的に書く、A仕様書ではなく現場での工夫や気配りについて書く、B住民対策や工期短縮など社会的コストを減らすことなど挙げ、「高度な技術や工法についての説明を書けば良いと誤解している会社が多い」と指摘。その上で、「発注者の評価基準はあくまでも現地の環境条件など。現場調査を徹底して行い、施工上の問題点を見つけ出す力が必要となる」と説明しました。
実際相談に来た営業担当者は、「今まで何が評価されるのかが分からず、技術説明ばかり書いていた」、「現場で行われている安全対策など既存の技術や知識で対応出来ると聞き安心した」など、相談会が非常に役立つ内容だったとの感想が多く寄せられました。
この相談会については多くの申し込みがあり、1月31日から2月2日までと、2月7日から10日までの7日間で追加開催も行われます。




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