建築技能研修が開講
  〜 2ヶ月間で型枠や鉄筋の基礎を学ぶ 
平成23年1月11日

17名が参加した(左から講師の宮城氏と玉城氏)

開講挨拶する小谷常務理事

 本協会は、1月11日に建設会館で、「第3回建築躯体工事(型枠・鉄筋)技能研修」の開講式を行いました。
本研修会は、雇用最適化支援事業として沖縄県と共に主催しているもので、1級建築士及び1級建築施工管理技士の玉城保氏と宮城一志氏が講師を務め、2ヶ月にわたって型枠や鉄筋などの建築躯体工事の基礎や技術を習得、研修会終了時には修了証が授与されます。
開講式では小谷和幸常務理事が、「建築躯体工事技能研修は雇用最適化事業として、沖縄県と本協会が合同で主催しており、今回の研修が最終年度となります。建設産業はものづくり産業で、職人や技能労働者の卓越した技能と技術により県民生活や産業活動を支えています。建設業界は厳しい経済状況の中で、施工管理者のみを採用する傾向にありますが、人材確保と雇用環境の整備に力を入れるために、協会ではあっせん事業も行っています。この研修は、2ヵ月間と短いですが、実技が6割を占め、十分に技能習得が可能ですので頑張ってください」と参加者を激励しました。
続いて講師の玉城氏が、「図面の作成など慣れない作業で最初は戸惑うかもしれませんが、楽しい研修にしたいと心がけていますので一緒に頑張りましょう」と挨拶しました。
参加者17名は早速、図面や型枠についての講義を受けていました。1週目から4週目までは本協会研修室で、施工図の読図や施工法などの座学を行い、5週目から8週目までは那覇市の職業能力開発協会に会場を移して、型枠現場施工などの実習を行う予定です。





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