平成23年新春の集い
  〜 新沖縄振興計画に向け始動する年へ 
平成23年1月6日

年頭の挨拶をする
照屋会長

祝辞を述べる
安里副知事

新年の挨拶をする
竹澤沖総局長

乾杯の音頭を取る
高嶺議長

乾杯する照屋会長と来賓ら

 本協会は1月6日、那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスルで新春の集いを開催しました。
「かぎやで風」で幕開けしたあと、開会挨拶で照屋会長は、「会長に就任してから8カ月の間、皆様の強力な支援を受け無我夢中で走ってきた感があります。昨年は損害賠償請求の民事調停成立や、最低制限価格の引き上げなど、長く続いた閉塞感を抜け出て明るい内容もあり、仲井眞弘多知事の再選も果たされたことで良い形で一年を締めくくれました。公共事業の減少や受注競争の熾烈化など厳しい環境には変わりありませんが、嘆いてばかりではなく『兎を見て鷹を放つ』厳しさを持ち、建設業界が各方面から頼られ信頼されるよう、新年を「蘇生元年」と位置付け皆様と共に前進して参りたいです」と決意を表明しました。
続いて来賓を代表して、仲井眞弘多知事の挨拶を安里カツ子副知事が代読され、「日頃から社会資本整備の中核を担う建設業界関係者の皆様に深く感謝しています。産業振興や雇用拡大には社会資本整備が重要で、昨年は識名トンネルやワルミ大橋が完成しましたが、新石垣空港や伊良部架橋の完成に向け重点的に取り組んで参ります。県内建設業界を取り巻く環境は極めて厳しいですが、関係予算を確保し産業構造の転換や市場環境の整備などの施策を推し進める所存です」と新年の抱負を語られました。
また、沖縄総合事務局の竹澤正明局長は、「当局では月に一度各部署がデータを持ち寄り会議を開催していますが、観光業が順調に伸びているのに対して、建設業では公共工事請負など一層厳しい状況にあることを重く受け止めています。この状況を打開するためにも、離島や北部地域など公共工事が必要な地域が存在することや、教育施設の充実など真に必要な社会資本整備について、建設業に関わる皆様と対話しながら議論していきたいと思っています」と述べられました。
来賓挨拶に続き、高嶺善伸県議会議長が乾杯の音頭をとり、「新たな振興計画に向かって英知を結集しましょうと呼びかけられたあと、「カリー」の掛け声で高らかに乾杯しました。会場には会員企業の皆様始め、多くの来賓や団体関係者が集い、新しい年を祝いました。




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