平成22年度第8回定例役員会を開催
  〜 佐藤信秋参議院議員が国政報告 
平成22年12月20日

挨拶する照屋会長

佐藤信秋参議院議員

2つの議事について承認された

 本協会は、第8回役員会を12月20日に建労センターで開催しました。役員会に先立ち、佐藤信秋参議院議員より国政の報告がありました。佐藤議員は、「日頃から大変なご支援をいただき感謝している」と挨拶され、@普天間基地は危険除去のためにも県外移設が急務であるものの、しばらく時間がかかる見通し、A八ッ場ダム問題について、現在の国土交通委員会は建設推進派が多数だが馬淵澄夫国土交通大臣への問責決議案提出により決議が停滞している状態、B平成22年度の公共事業費は前年度から約2割減少の中、本県は15%減で留まっている、C本来公共事業費の2.8〜3.0%を沖縄の振興費として確保することが必要で、その割合が全体の平均よりも高くあるべき、D現政権の『一括交付金』の案に対しては、公共事業費を更に削減するための手段である可能性ー等を指摘し、公共事業費のこれ以上の削減に警戒感を示しました。
 続いて照屋会長が、「佐藤先生には年末の大変ご多忙な時期に、業界へご挨拶いただくために起こし頂き心から御礼申し上げます。最近出版された文春新書の『公共事業が日本を救う』で、著者の藤井聡京大教授が公共事業の必要性を訴えており、佐藤先生や藤井先生のような公共事業に対する理解が深い方々に、今後も業界に対して一層ご貢献いただけるようお願いしたい」と感謝の意を表しました。
引き続き、「県内最大の選挙である県知事選挙は、仲井眞弘多知事が再選され、有志の会を結成され尽力された方々に対して敬意を表したい。今回協会としては、両候補とも推薦見送りと決定したが、県の振興発展を重視する方々の支持が仲井眞知事当選の勝因であったと聞き、沖縄県民のバランス感覚が反映されたと感じた。我が業界の厳しい状況は変わらないが、知事の手腕に大いに期待し、一緒にスクラムを組めるような関係を構築していけるようご協力をお願いしたい」と挨拶しました。
 議事では、会員資格承継3件と脱会3件について審議が行われ、それぞれ全会一致で承認されました。
 また、その他事項については石垣市の最低制限価格引き上げについて取り上げられ、八重山支部の黒嶋克史支部長から、「当初から95%まで引き上げるよう取り組んでおり、業界支部だけでなく商工会など関係団体と連携して働きかけた結果」と報告があり、各支部に対して石垣市の例を踏まえて市町村や県へ最低制限価格引上げを働きかけるよう呼びかけました。
 その他議事として、沖縄県パイル・ヒューム管協同組合からパイル工事に係る磁気探査について、公共工事の予定地については埋没不発弾の事前調査と磁気探査が義務付けられていますが、民間工事では任意での実施のため、民間工事予定地においても公共工事同様探査の実施に協力する旨を周知しました。
 仲本巽副会長が一年を振り返り、「選挙の問題や民事調停の問題など大方の問題をクリアしてきた一年だったと思います」と閉会の挨拶をしました。
役員会終了後、同センター1階レストランで懇親会を行い、座波博史副会長が乾杯唱和し和やかなムードの中歓談を楽しみました。

○議事
1.会員資格承継について=琉球建設産業梶i島袋進代表取締役)[那覇支部]、美善梶i根保直樹代表取締役)[浦添・西原支部]、(有)丸安建設(屋宜千春代表取締役)[北部支部]
2.脱会について=鞄袋組(島袋幸雄代表取締役)[南部支部]、渇ォ伸建設(渡慶次真二代表取締役)[浦添・西原支部]、鞄p^組(唐真和男代表取締役)[八重山支部]

○その他事項
1.石垣市の最低制限価格引き上げについて
2.パイル工事に係る磁気探査実施について
3.沖建協主催「新春の集い」の開催について
4.その他

八重山支部の黒嶋支部長

閉会挨拶をする仲本副会長

ゴルフ大会参加者

座波副会長ご乾杯の唱和を行った

受賞者に景品が贈られた



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