建設業経理士2級検定試験の対策講座を開催
  
平成22年12月3〜4日

練習問題に取組む受講者と有田講師(上)

 本協会は、12月2日と3日の2日間、建労センターで建設業経理士2級検定試験の受験準備講習会を開催しました。この検定は建設業経理に関する知識と処理能力の向上を目的に、(財)建設業振興基金により行われており、1級と2級の建設業経理士は公共工事の入札に係る経営事項審査の評価対象となっています。
2級検定試験は、建設業の簿記・原価計算・会社会計の分野から出題され、認定基準は実践的な建設業簿記や、基礎的な建設業原価計算の習得、決算等に関する実務を行える程度とされています。
今回は、西日本建設業保証会社の全面的な支援を受けて開催、税理士の有田貴治氏を講師として招き、問題集を解きながらテキストの解説を受ける実践形式で行われました。
講習会冒頭で有田氏は、「2級試験の合格点は70点以上だが、試験時間は2時間と余裕があるので、よく問題を読むことが大切」とアドバイスされました。また最近の出題傾向について、「以前は計算問題のみの出題だったが、5〜6年前から理論問題形式の文言を問う傾向があり、専門用語を覚えることが重要」と解説しました。参加者19名は真剣に問題に取組んでいました。



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