青年部会 第2回フォトコンテスト表彰式典
  〜 建設現場から島の魅力を発信 
平成22年11月18日


津波副部会長

 本協会青年部会は18日、県庁ロビーにて「第2回フォトコンテスト〜島の魅力〜」の表彰式を行いました。このコンテストは沖縄総合事務局、沖縄県、沖縄労働局の後援と、渇ォ縄建設新聞をはじめとする報道機関及び民間企業10社の協賛により開催され、写真を通じて建設業の活力と魅力を伝えるとともに県建設業界の技術力を発信することを目的としています。
第2回目となる今回は6月15日〜9月30日までの応募期間中、総計145点の応募があり第1回大会の124件を上回る総数となりました。募集テーマは、建設業で働く人々を題材とする「人」の部と、建設業が造りだす構築物を題材にした「造」の部の2部門。それぞれ最優秀賞1点、優秀賞2点、特別賞1点、入選10点とともに、新しく創設された「みんなの公共建築賞」2点が選ばれ、計30作品に賞状と記念品の授与が行われました。
 上原進部会長(代読:津波克守副部会長)は挨拶で「今回は前回を上回る145件の応募がありました。写真を通じて建設業界で働く人々や建造物の魅力を広く発信していただき、県民の皆様のご理解につながることと思います」と応募者への感謝の意を表されました。
続いて沖縄写真連盟会長の真栄田委員長より審査基準の説明が行われ、「人」の部では真摯に働く姿勢や、人間味あふれる姿などを考慮。また、「造」の部では美しく存在感がある建造物であることや、人々のよりどころとなる象徴的な場所であることなどとして、審査員6名による厳正で公平な審査の結果、各優秀作品を選出したと説明されました。
「人」の部で最優秀賞に輝いた山内昌昭さんは「散歩道の途中で偶然見つけた工事現場での一コマだったが、最優秀賞を受賞出来てとても嬉しい」と笑顔で挨拶されました。続いて、「造」の部で最優秀賞を受賞した仲程梨枝子さんも挨拶し、「思いがけず大きな賞をいただきとても嬉しい。奥武山球場から多くの子供たちが羽ばたいて欲しいという願いを込めてタイトルを『夢への出発地点』としました」と作品への思いを説明しました。
作品展示は県庁ロビーにて15〜19日の5日間行われ、多くの人が足をとめて作品を鑑賞していました。

各賞受賞者及び作品名は次の通り(敬称略)
「人」の部
▽最優秀賞=「溶接」山内昌昭、▽優秀賞=「一点集中」上江洲秀子、「コンクリート工事」金城珍諒、▽特別賞=「海中から島を守る」江洲大樹、▽ 入選=「鮮水作業」内間司、「呼吸を合わせて」宇座嘉憲、「ホール工事」山内昌昭、「鉄骨の組立工事」金城珍諒、「持ち場、持ち場で」南研作、「協議中」仲里恒彦、「視線」又吉康彦、「一心不乱」宮城ゆきの、「職人技」喜納咲枝、「よし!次は上だな」伊波真奈美。
「造」の部
▽最優秀賞=「夢への出発地点」仲程梨枝子、▽優秀賞=「ガラスの塔」南研作、「空を抱く」新垣佐和子、▽特別賞=「清流にうつる赤瓦」岡野綾子、▽入選=「デポアイランド」山内弘子、「明日への架け橋」辻智章、「人と自然と構造物の共存」宮城ゆきの、「青い海を一直線」宮野学、「リッパ」金城颯、「 凸〈とつ〉」銘苅寛成、「伊江島バックにジャンプ」新垣佐和子、「桜色のグラデーション橋」城間徳子、「私も「ココ」で学びたい」伊波真奈美、「珊瑚を育む」満木斉。
みんなの公共建築賞
▽「てだこの花」米田恵子、「創意工夫」又吉康彦、

入賞した皆さんと関係者で記念撮影



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